「でもね〜、俺知ってるよ?」

不思議そうな顔で俺を見つめる。

「先輩が本当は俺にベタ惚れな事♡」

「何言ってんのよ!ばか!」
肩をボコボコ叩かれ俺は大袈裟に反応する。

「いって〜。笑」

「でも…そうよ。琢磨にベタ惚れだもん…」
真っ赤にし呟く先輩は…

俺だけが知ってる、可愛い先輩♡
でもね、多分俺の方がハマってると思うんだ。
それは悔しいから内緒だけど。笑