偽り同士の偽りのカップル。


すると



ギィ・・・

ドアが開いて、微かに光が差した。


「やぁ、目が覚めたかい?」


・・・とても気持ちの悪い声だった。


私は今にも吐き出しそうな恐怖でいっぱいになった。



「学校で聞かなかったかい?

1人で外に出ちゃダメだって。


近頃変質者がいるって聞いたはずなのに

君は悪い子だなぁ・・・」


子供の私でもわかった。

今すぐにでも逃げなければいけない。


この人は人の形をした

化け物だと。