自転車こいでると曲がり角でぶつかりそうになった。
とっさに目をつぶって急ブレーキをかけた。
キィィィッッ!!!!

『ごめんなさいっ!!』

そこには謝っている天川がいた。

『天川じゃん。だいじょーぶか?』

俺は天川が足を怪我してしまった事に気づいた。

『だいじょーぶ!だいじょーぶ!』

天川はそう答えた。