わたがし〜甘い甘い、恋の味〜



*°春輝side*°


俺は今、結衣の部屋にいる


『わかるよ~ハルくん。


会いたいよね~看病したいよね~』


文化祭のあと。


にやにやしながら近づいてきた如月。


『どうぞどうぞ。お幸せに~


はいこれ、住所。』


無理矢理渡されたそれには、並木 結衣の住所が書かれていた。


『知ってるよ』


『へ?』


思わずくちにだしてしまった。


『結衣んちの場所くらい、知ってる』


『はぁーんそかそか。


ふたりは私の支えなんかなくてもすでにラブラブか~


まあ、とにかく。結衣よろこぶよ。いったら』


帰り道、自転車をこいでいて気づけば、結衣んちの前。


仕方なく、結衣の部屋にいれてもらった。