わたがし〜甘い甘い、恋の味〜



「やだった?俺と半分こ」


並木は、俺の問いに一瞬驚いた顔をしてから

すぐに笑顔になった。


「ううん!嬉しかったよ?」


本当にわたがし、好きなんだなぁ…


並木の笑顔は、それを感じさせるほど幸せそう。


「…相川くんは、やだった?」


「俺も、嬉しかった」


少し冗談で、言ってみた。


「…え…っ」


並木が、神社のうっすらとしたあかりのしたでもわかるくらい真っ赤になった。


冗談だよ、とは言えない反応をされてしまって、少し困った。


「え、えっと、夏菜たち探しに行こ!」


なんだよ、その反応…


どういう意味だよ…