――――あれから一年。 水平線に沈む夕陽を見ながら、私たちは手を繋いで浜辺を歩いていた。 「あン時はあいつら、 アイスやら菓子やら買わせやがって…」 「まさかあんな値段になるとは思わなかったよね。」 笑いあう私たち。 どちらともなく、砂浜にこしかける。 「あーあ。」 そう言うと浮竹先生は、後ろに倒れた。 「お前が先に異動になるとはな。」 「…………うん。」 私はうなずき、 同じように寝転がる。