赤い ワ ナ


自分用だって信じてくれたかな?

せめて家につくまでは!!!

なんてことを考えていたら康聖の家が見えた。

「わ!久しぶりだなーなんも変わってない!」

「そりゃそうだよ。半年やそこらで
変わるわけねーだろ」

正論を言われ黙ってしまった私。

そりゃそうだけどさ!いいじゃんか!!

家に到着……というところで2人は立ち止まった。

え?何でこんな時間に人が?しかも家の前に。

康聖もそれに気づいたようで

「ん?なんだあれ?
誰か俺んちの前で立ってね?」

私は怖くなったので康聖の繋いでいた手を

少し強く握りしめた。

すると怖がっているのが伝わったのか

「大丈夫。ちょっと聞いてみるから。」

そう言って康聖は走ってその人のところに行った。