冥王ー黒き龍と白き龍ー

ーーーーーー……





「初めまして。自分はリキといいます」


「同じく初めましてぇー。俺はガインね」


「………」






今の僕は間抜けに口を開けて、彼ら2人を凝視している事だろう



宿の食堂に入ってすぐ、彼らは僕の前にやってきて、そう言ったのだもの




いや、それだけじゃない




黒髪眼鏡だとか思ってたのにさ、リキは銀髪に赤眼……これの何処が真面目っぽくみえるんだ



口調だけだろ



さらに言えば、ガインとかいう隣のやつ。ピンクだぞ、ピンク色だぞ!?



蛍光じやないだけマシか?



にして、恥ずかしくないのか?





「え、っと、僕はモルテアで…す」



「知ってます」


「………」





では、どうしろと。




ジッと僕を見てくるため、僕はリキから視線を外す



そして、ある重大なことに気づく




「……本!!」


「あー?」




椅子の上に置いてたやつがない!!


あれ、あれ??