冥王ー黒き龍と白き龍ー





「ーーー」

「ーーーー」




………まぁ、いっか。



音を出さないよう、静かに着地してきた時同様の方法を使って城の外へ




「……よっ、と」


「おぉう!?」


「………」




うん?




「あ、」




顔をあげると、そこに口を間抜けに開けて突っ立っていたのは




「……んなとこで何してんだ、クソ餓鬼」


「………えへ?」





赤髪のオルフェさんでした。






「えへ?じゃねぇわ、てめぇ今上から降りて来たよな?」


「気のせいじゃない?」


「……ふーん、」





オルフェはジッと僕を見たあと、軽々と僕を担ぎ上げ城へと逆戻り





「おろせーー!!」


「誰がおろすか、アホ」


「うぅー」




ジタバタと暴れるものの、オルフェにガッチリと抑え込まれ、暴れることすらできなくなった