冥王ー黒き龍と白き龍ー






「この命、獅子王の封印が為にある」





そう静かに言ったモルちゃんの右手に、見覚えのある槍が現れた



「あ!おい、いつの間に!」


「元は僕のだもん。何処でだって呼び出せる」




武器を呼び出せるって、




「ありがと」




グッと、槍を掴んだモルちゃん


ようやく、何をしようとしているのかがわかった




1番近いだろうガインが、彼女へと走る




それよりはやくにモルちゃんは




槍の矛先を自分へ向けた





「…さよなら」


「モルちゃん!!」