冥王ー黒き龍と白き龍ー





「眼を覚ましてよ、」


「え?」


「覚ましてよ、モルちゃん」


「ハハッ、何言ってるの」


「こんなのモルちゃんじゃない」


「僕は僕だけど?」


「違う!」


「イーチェ、」




サーシャが側に来る


そして、いつの間にかナンティルが隣にいた




「『すべての鍵は冥王に』」


「は……い?」


「獅子王の封印方法はいくつか存在するです、そしてその全てを知っているのは冥王。知るしてあるのは、『黒き獅子王』」




ナンティルが手に持つは、いつしかの本




「あんた、それっ!」


「借りて来た。」


「………。」


「解読できたですよ、ようやく。確かにモルテアの方法も一つです。でも、もう一つ………すぐにできる方法があるです」




ナンティルがペラペラと本をめくる




「……それは君にしか知らない方法です」


「僕の使命はこれだけだ」