冥王ー黒き龍と白き龍ー





「チッ」



舌打ちしたオルフェと、エレガンがモルちゃんに向けて動き出した




「ダメっ、オルフェ、エレガン!」


「大丈夫、動きを止めるだけよ」




走りだそうとした私を止めるのはサーシャ




だけど、



モルちゃんはオルフェとエレガンの攻撃を避けて、コッチに走って来た



「なっ、」




てっきり、オルフェ達と戦うのかと思った




サーシャは私の前に出て来て、弓を構える。その弓にはバチバチっと小さな雷の音がした




そして、



「掠ってほしいんだけどね」



それを放った




が、それが当たる寸前でモルちゃんの姿が消えた




「え、何処行った?」




サーシャの戸惑う声が聞こえた