冥王ー黒き龍と白き龍ー





イリアの横に立っていたのは、この場に不似合いの雰囲気、服装をしている女



露出の高い服の上に、半透明の薄い布を羽織っている




「初めまして、私はアシュ。少しの間、よろしく」


「あ、ぁ」


「あ、この格好?………気にしないで、ただの趣味ですわ」


「いかがわしい事はしとらんよ、多分」


「多分って何よ。してませんわ」





女、アシュは眼を閉じてイリアの後頭部を叩いた



「いっ!?」




………かなり、痛そうな音がしたし、樽から転げ落ちそうになっていたイリア




「……やめんかい。お主、それ結構痛いんじゃよ!?」


「あら、そんなに強く殴ってはいませんわよ?」


「………殴ったじゃなくて、叩いた。じゃからの」