冥王ー黒き龍と白き龍ー





「確かに。嘘はついてないだろうね。さっき起きたところだけどさ」





カチャリ、


ギシリと、ベットの軋む音がした




黄緑色の髪を掻き上げて、ゆっくりと伏せていた眼を開ける



紫色の眼がしっかりとコッチを見ていた





その手には、物騒なもの付きで





「……」



アクアの表情は驚き、唖然と口を開けている





「たっく、面倒なもの使ったよね。まだ節々が痺れてる」


「そのわりには、しっかりと動いているようっすけどね」


「え。」




………自分では痺れてると思ってるんだろうか、


俺には痺れてるいるようには見えないっすけどね




「………くくくく、」


「っ、」


「…。」





腰を前へ軽く曲げ、口に手を当て笑いを堪えていたアクアがいた





「魔法耐性、成長速度、その他諸々……やはり君は」





ゆっくり、狂気じみた眼でモルを見る




餓鬼はその眼を無視して、俺の隣へとやって来る




てか、その他諸々ってなに。






それに………あんた、いつの間に本回収したわけ。なんて疑問は頭の隅に追いやる