冥王ー黒き龍と白き龍ー





戦闘狂みたいな奴が物騒なんて口にしちゃーいけないっすよ。自分の事言えないっすからね




肩に担いでいた大剣をおろして、剣先をアクアに向ける




「いいのか?ココでやれば、この子も巻き添えをくらうよ?」


「……さぁ、どうっすかねぇ」




そう言いながら眼を細めて笑う俺に、眉を顰めるアクア




「いい加減、」


「あ?」


「起きたらどうっすか。俺、狸寝入り嫌いなんすよ」


「………は?」





バッと、いきおいよく振り向くアクア


その隙に、俺はいっきに距離をつめ、大剣をアクアへと振り下ろす



だが、紙一重で避けられる




「チッ」


「卑怯だぞ、オグニ!」


「餓鬼を人質にしようとした国の奴には言われたくないっすねぇ」





アクアは、避けたと同時に腰にあった剣を抜き、俺に向ける





「それに……嘘なんかついてないっすし」


「もう騙されないぞ」




あちゃ。