冥王ー黒き龍と白き龍ー





どうやら、何者かがこの結界を壊そうとしたか、魔法を使ったか。したらしい



本当なら、焦る場面だ。



本来、アシャの結界は外からでは中の様子はわからない。



それも当然、アシャの作った別世界のようなところにいるからだ。



今なら、僕とアシャが別世界にいる。的な?




なのに、目の前のアシャは




「ふふふ、」



と、優美に笑っている



いつもの事だったので、呆れたような顔をアシャに向けていると



目線だけ、僕の方へ向けたアシャ




「……お気をつけを。何も敵は国だけではございませんよ」


「わかってるよ」


「じゃ、また何処かで」





そう言って微笑むと、アシャは煙のように姿を消した




「………そういえば、何年経ってるか聞くの忘れてた」





………。



まぁ、いっか



また会いに来るだろうし




僕からは会いに行けないんだけどね、まだ