女神の落としモノ




「………おい」


ーグイッ

「ひぃっ」


顎を捕まれ、顔を上げさせられる。


「てめぇ、何者だ?」

「何って……私は、伊藤 るな。日本人の高校生だけど……」


「二………コウコウ?何だ、それは」


え、私、間違った事言ってないよね!?
というか、この人たちコスプレ!?
変わった服着てるし………


「それ、君の名前かな?」


イオンも困ったように私に尋ねてくる。



「名前は伊藤 るなだよ。日本っていう国から来たんだけど………もしかして、知らないの?」


「いとう るな………?それ、全部が名前?聞いた事ないな」

「にほん?そんな国、ねぇぞ」



二人の言葉に頭が真っ白になる。