女神の落としモノ




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人の気配を感じた。
少しずつ浮上していく意識に、誰かの声が聞こえる。



「眠ってるのか?」



眠ってる?
誰が?


私は心のなかで返答する。


ここはどこなんだろ、なんだか、温かい…………
そういえば、落ちてる感覚もないし………



確認しようと、私はそっと目を開けた。


「お…………」


目を開けると、赤髪に眼帯の男性とバッチリ目が合ってしまった。しばらく、状況が飲み込めずフリーズする。


何?これは何っ!?
夢なの!?だったら早く覚めてって!!


「あのぉ…………どちら様で?」

「は!?俺の台詞だろーが、それ」


ギロッと鋭い深紅の瞳を向けられ、固まってしまう。


怖っ!!ちょう怖いっ!!
初対面なのになんなの!?



「シド!!無事で良かったよー!」

「頭ー!!」


イオン達がこちらに駆け寄ってくる。


「何か、変なモン拾っちまった」

「えぇ?可愛いじゃーん!よろしくね、俺はイオン・コモンズだよ、イオンって呼んでね♪」


イオン?外人?ここは外国ですか!?
なんで、私は外国に!?


「で、こっちはシド・ライアス。シドって呼んでやって?」

「おい、勝手に自己紹介すんな」


シドは私を睨む。
私の事、ぜったい嫌いだ、この人!!!