美女風紀委員と美男生徒会長‼︎

「学校の配置図,その他注意ごとはチェックしてね。教科書なども各自自己保管。それじゃよい学校生活を「異議あり」」
瑤がとてもよく終わろうとした時だった。
二年生の列の中,後ろの方から上がる挙手,瑤よりも聞き通りがよく透き通った声の主は足早に舞台にあがり瑤をじっと見つめそれと同時に今度は男性軍が頬を真っ赤に染めた。
長い黒髪を右の方に一つに結び前髪はぱっつんできめ細やかな白い肌とは対照的に真っ黒の二重瞼の瞳はじっと瑤を見据えていた。
明らかにわかるスタイルの良さにネクタイには委員会に入っている証の緑色のピンと首席の証である銀色のピンは光に反射して光っていた。