まだ2人しか来ていない教室で、
一限目の授業が始まった。
軽く60を超えているだろう教師は
優介のリュックから飛び出ているカレーパンの袋を見て優介に言った。
「カレーパンって、いつからあると思う。」
「ペリーによってカレーが伝わった直後すか?」
「final answer?」
優介の隣りでは遼が吹いた。
息ができないくらい笑い続けている。
「あ、はい」
「実はカレーパンはカレーが伝わってすぐではないんだ。
意外と新しく、
昭和の1927年に東京の下町のパン屋さんが実用新案登録して世に出たものなんだ。
最初は無名だったが今では大人気だろう。
君には最初はだめでもあきめない心の強さをもって欲しい。」
一限目の授業が始まった。
軽く60を超えているだろう教師は
優介のリュックから飛び出ているカレーパンの袋を見て優介に言った。
「カレーパンって、いつからあると思う。」
「ペリーによってカレーが伝わった直後すか?」
「final answer?」
優介の隣りでは遼が吹いた。
息ができないくらい笑い続けている。
「あ、はい」
「実はカレーパンはカレーが伝わってすぐではないんだ。
意外と新しく、
昭和の1927年に東京の下町のパン屋さんが実用新案登録して世に出たものなんだ。
最初は無名だったが今では大人気だろう。
君には最初はだめでもあきめない心の強さをもって欲しい。」

