勉強に集中して2時間。

優介は昨日の夜にコンビニで買ったカレーパンを口に入れ、家を出た。

小さいがまだ比較的新しいアパートを出て、自転車で大学へ向かう。

大学へは自転車で20分というところである。

その20分間は優介にとって素晴らしく楽しい時間である。

視界には様々な色の紅葉、

すずめの鳴き声、

そして・・・






コンビニのおでんの香り。

それは優介にとって、とてつもなくたまらないものだ。