「…さてと、」
鍵取りに行くとなると階段を降りることになる。
なるべく音を出さないようにしないと鬼にバレてしまい逃げる道具すらないため慎重にいかねばならない。
一応携帯のブザーはあるためそれを鳴らすしかないが…。
ーーーーカツーーーカツカツ
ゆっくりと集中しながら最小限に足音をなくす。
「何階だ?ここ」
下を見ていたせいか何階かわからなくなり仕方なく廊下を覗く。
「えーっと,美術室か」
美術室と書かれた小さい看板とポスターみたいなものが見え2Fだと分かった。
美術室は2Fにあるから後一階だな。
ーーーカツカツーーカツカツ
さらに降りて行き一階にたどり着いた。職員室は保健室の隣だ。
足早に保健室を通り過ぎて職員室に向かう。
職員室の扉は簡単に開いた,…鍵はかかってなかったらしい。先生サボったな。
「ありゃ?閉まってると思ったんだがなぁ…」
まぁ結果オーライ。
ついでだから鍵束ごと持っていこうと小さなロッカーを引くと開かずここだけしっかり閉めているようだ。
…仕方ない,準備室の鍵だけとろう。


