切ない恋の物語





「仕事だよ。」

慶太さんは気付いていないのか、
それとも気付いていないフリなのか、
余裕な返事。





「そっかー。」



「うちくる?」



「え?でも仕事でしょ?」



「別にいいよ。俺は朝先に出て行くけど、鍵ポストに入れといてくれれば。
任せるよ」



「じゃいく」




お酒に酔っていると人ってこんなに
素直になれるのだ。