切ない恋の物語





わざわざお店の外に出て待っててくれたようだ。





"久しぶり"

はじめて会った時と同じ爽やかな笑顔で微笑まれた。



恥ずかしくなった私は目を逸らし
素っ気ない態度で

"お久しぶりですね"

と言った。
我ながら可愛くない。

もっと可愛く笑顔で言えたらいいのに。

今は平静を装うのが必死なのだ。



席に着くまでの間

"なんだか綺麗になったんじゃない?
すごく大人っぽくなった"

と屈託のない笑顔を見せさらっと言われた。