切ない恋の物語



今は真冬。
慶太さんが自分の上着を貸してくれた。
とっても大きくてぶかぶかだったけど
嬉しかった。







2人で外に出るけど、
ごみ捨て場なんてすぐそこ。


すぐ着いてしまってゴミを捨てると、
「少し散歩するか」
慶太さんがそう言った。


「うん」
平静を装ってそう返事をした。