「耳まで真っ赤」



そう言うと、ちゅっと耳にキスをした。


「も、もう恥ずかしくて無理」


何、この羞恥プレイは。


「ダメ。俺が足りない」


く。本当に秋人はどうしてこういう事を平気で。


じっと数秒見つめ合った後、ふっと微笑む秋人の顔が近付く。



「大好きだよ、愛ちゃん」




そう、囁くと。


秋人は優しく、甘いキスを私にしたんだ。