LOVE School LifeⅡ【完結】

「ああ、スリッパ借りて来るわ。うん。
上履き忘れたのかもねー。そう思おうか」


私はわざと明るい声を出すと、そそくさとその場を後にしようとした。
だけど、それはまあ、もちろん阻止されるんだけど。


「ちょっと待てって」


私の腕をがしっと掴むと、結城がまた低い声を出す。
顔が見れない。


……いいじゃん、放っておけよ。


別に元々ここでの友達なんていない様なもんだったし。
うとまれてるのはわかってたし。


秋人が余りにも優しいから、勘違いしてただけの痛い女だって事も。


全てわかってるんだってば。


今はとにかく何にも触れないで貰いたいけど、周りの秋人ファンからしたらそうはいかないよね。
絶好のチャンスだもん。


だから、この嫌がらせも受け入れようと思うんだけど。私は。

嫌ではあるけど、それも仕方ないというか。