LOVE School LifeⅡ【完結】

「一緒のクラスじゃなかったけど、お互いバスケしててそれで仲良くなった感じ」

「へえ。バスケしてたんだ」

「うん。強くはなかったけどね」

「そうなんだ」

「瞬もバスケ部だよ」

「え」


それは意外。
瞬って帰宅部っぽいのに。



「まあ、幽霊部員だったけど」

「ああ」



想像に違えぬ人だ。



「それでも上手だったよ、瞬は。好きだったんだろうね。バスケ」

「……皆、高校ではやってないんだ」

「うん。俺の場合、体力とかつけたいだけで本気でやってなかったし。
だから、最後の大会で負けても然程悔しくなかったというか。
他の部員と温度差あったからさ。そんな状態でまた部活入ろうとは思わなかったよね」

「……」



腕に顎を乗せながら、独白する秋人はどこか遠くを見つめていた。

あまり活発な方でなかったと言ってたし、自分を変える為だけにやってたんだ。
バスケ部って事もあって、更にモテたのかな。