LOVE School LifeⅡ【完結】

「ああ、何?失恋?」

「……」


デリカシーが無さすぎる。この人。
そして、黙ったのを肯定ととったうちの母親は酷い事にゲラゲラと笑い飛ばす。


「色恋沙汰なんてなーんもなかった、愛が失恋!
ぶっ、後でお父さんにも言わないと」

「……ちげえし」

「いいのいいの、若いんだもの。失恋なんていくらでもしなさいって!」

「……」



そう言うと、お母さんはまた笑って台所へと立って朝食を作り始めた。
…なんか、ムカつく。



失恋したけどさ。
確かに。
気付きたくなかった恋心でしたよ、まじで。



「お母さん、腫れ引いてる?」



鼻歌を歌いながら、フライパンを振るお母さんの背中に尋ねる。
お母さんはちらっとこっちを見ると、またぷっと笑い出した。


……いい加減にしろ、クソババア。
こっちは色々と死活問題なんだよ。


絶対、私がこんな性格になったのはこの母親の所為だと思う。