ああ、早く寝た事に感謝だわ。
氷と氷と、氷で冷やそうか。
氷風呂にでも入って、いや、滝にでも打たれて修行したい気分だ。
お前は女子力が足りなーーーい!ドドドドド。みたいな。
はあ、いいや。まじで冷やそうっと。
私は鏡をカバンにしまいこんで、部屋を出る。
それから、台所に行きタオルを水に濡らすと私はリビングのソファにどさっと腰を下ろした。
ぴたっと腫れた目元に濡れタオルを当てる。
冷たい。気持ちいい。
腫れが引くまで、私は何度もタオルを濡らす為にリビングと台所を往復した。
そうこうしてる間にお母さん起床。
でっかい欠伸をしながら、台所へと入って来る。
私がソファに座ってるから驚いていた。
「あら、愛。早いわね」
「まあね」
「何?目、どうしたの?殴られでもしたの?」
「……いや」
最初に泣いたの?って聞くよね?
殴られって…、私今まで一度もそんな事してないよね?



