約束ヌ場所で。

さっきのあの子年下なのにかっこいい。
いや。かっこいいというか綺麗。
顔整いすぎじゃない?
普通居るかな…あんな子。

とりあえず…お母さんと近所の人に
挨拶周りに行かなきゃか。

早く帰らないとお母さんに怒られる。
急げ急げ。

優美は来た道を早歩き戻る。

この後起きる事を考えもせずに…







「ただいま~」
「おかえり。遅いじゃないの。」
ほら。やっぱ怒られた。
お母さんの説教長いんだよね。

「だって仕方ないじゃん!走っちゃいけないんだから急ごうとしても急げないじゃん」

これできっとお母さんは納得してくれる
はず…だよ…
「そんな言い訳はいいのっ!ちゃんと時間を見て行動しない優美がいけない。」

ね……って。
ごもっともです。
走れないって分かってたのに…

あー。なんでこんな体で生まれたの?
どうして走っちゃいけない?
どうして私には喘息があるの?
神様は意地悪だよ…。

「優美ぃー。行くわよーー。」
って何考えてたんだろ。

「はーい。今行く。」