約束ヌ場所で。

新しい家につき私は驚いた。

だって……

結構大きな家だったから。
沖縄の家って小さいのかなとか
思っていたけれどそんなことなかった。

「これが今日から住む家か。」
「そうよ、優美。でかいでしょ?
この家の近くには海もあるのよ!
明日行ってみるといいわ。」

海も近いのかぁ。
明日ちょっと行ってみようかな。

その日の出来事がこれからの
私の未来を変えるなんて
思ってもみなかった。

次の日の朝。
「ゔーっ。眠い。眠すぎる。」
今は朝の8時。
学校の日はもっと早く起きるんだけど
今は夏休みだからいいかな?
これからは夏休み。
沖縄はやっぱり暑くて…
起きたばっかだというのに汗をかいてる

そんな私はクーラーのリモコンに
手を伸ばしクーラーをつけた。
涼しい風がでてすこし涼しんだあとに
自分の部屋を後にした。

「優美ぃー?ご飯食べるでしょう?
お父さんはもう居ないわよ?」

お父さんは引っ越す前に沖縄で
仕事をするために仕事を探していた。
お父さんの新しい仕事の初出勤。

「もちっ!食べるよー」
朝ごはんを食べ終え私はテレビ前の
ソファーに寝っ転がった。