階段をかけ上り屋上の扉を開けた。
「ダメだよ!早まらないで!」
そう大きい声で叫ぶときょとんとした顔で振り向いた。
あ男の子だ。
屋上は中々に広くはしっこには花壇があってベンチもちらほらあった。
「君…誰?」
「あ九条友姫と言います…ん?あ!何で柵越えてるの!危ないよ!」
あまりにも普通に話しかけるから自己紹介しちゃったよ全く…。
男の子はすっと空を見上げて
「ここが一番よく見えるでしょ。空」
そういって柵をよじ登りこっちに歩いて来た。
黒のさらさらの髪。茶色の大きい目。私より高い身長。
こういう人をイケメンと言うのかもしれない。
「空…?」
「大丈夫。死のうとはしてないよ。心配してくれたの?」
にっこりとした笑顔で私の顔を覗き込んでくる彼。
何か…ふわふわした人。
「柵を…越えてるから。」
「そーお?いつもの事だし。」
いつもの事って…この人いつか絶対落ちるよ。
風強い日とか。
「九条…友姫ちゃん?だよね。俺は白石鈴太朗(しらいしりんたろう)りんちゃんって呼んでね。」
何か…この可愛い笑顔といい…オカマか!?
こんな出会いから始まった二人。
色んな勘違いも多いみたいですね。
「ダメだよ!早まらないで!」
そう大きい声で叫ぶときょとんとした顔で振り向いた。
あ男の子だ。
屋上は中々に広くはしっこには花壇があってベンチもちらほらあった。
「君…誰?」
「あ九条友姫と言います…ん?あ!何で柵越えてるの!危ないよ!」
あまりにも普通に話しかけるから自己紹介しちゃったよ全く…。
男の子はすっと空を見上げて
「ここが一番よく見えるでしょ。空」
そういって柵をよじ登りこっちに歩いて来た。
黒のさらさらの髪。茶色の大きい目。私より高い身長。
こういう人をイケメンと言うのかもしれない。
「空…?」
「大丈夫。死のうとはしてないよ。心配してくれたの?」
にっこりとした笑顔で私の顔を覗き込んでくる彼。
何か…ふわふわした人。
「柵を…越えてるから。」
「そーお?いつもの事だし。」
いつもの事って…この人いつか絶対落ちるよ。
風強い日とか。
「九条…友姫ちゃん?だよね。俺は白石鈴太朗(しらいしりんたろう)りんちゃんって呼んでね。」
何か…この可愛い笑顔といい…オカマか!?
こんな出会いから始まった二人。
色んな勘違いも多いみたいですね。