好きだから……



すると、


「ちょっと、柚帆ちゃん!
柚帆ちゃんってピアノひけるの!?」



「まぁ…少しだけね?」



「すっごい上手だった♪聞き惚れちゃっ
た…」



「佑奈ったら…お世辞ならいらないよ?
まぁありがとっ ! 」



「もぉ~~お世辞じゃないよ! 」



「まぁ……ピアノの話は置いといて…
あとどれくらいでお昼?もぉダメ……
お腹すきすぎて死にそう………」



「あとね~1つ授業うけたらお昼だよ?
授業内容は体育で……『サッカー』だってよ?」



「そっか……サッカーか………ん?…
サッカー?サッカー……って………
えーーーーーーーー!!!!????」



「柚帆ちゃん!声大きいよっ……」



「あ………ごめん……」



「柚帆ちゃんサッカー嫌いなの?」



「うん……中学生のときちょいとね…」



「私はサッカー結構好きだよ?
だって楽しいじゃない?」



「そ……そうかな……」



「ほらっ柚帆ちゃん!
体育遅れちゃうよ?早くいこっ!」



「あ、待ってよ!佑奈っ! 」