ファニー・スイート・デイ

「ん?」

 軽い電子音が鳴り、通信が入った事を知らせる。

 通信をONにすると、画面一杯にナナンたちが映し出された。

<Happy Birthday!>

 手に手にグラスを持ち、満面の笑顔を向けてぶつけんばかりにグラスを画面に近づけていた。

 ベリルはそれにやや驚きつつも柔らかに微笑んだ。

<Thanks>

 返ってきた言葉にナナンたちは嬉しそうに声を上げて笑い合った。




 fin


*最後までお付き合いありがとうございます。
 少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。

 2014/11/11


※この物語はフィクションです。