パーティも終了し、ベリルはみんなと別れて自分の宇宙船に乗り込んだ。 彼にとっても騒がしいのは久しぶりのようで大いに楽しめたようだ。 「楽しかったね~」 細かい後片付けをしながらエイルクは余韻に浸る。 「あ、そういやシルヴィの誕生日って結局いつなの?」 日にちまで聞いてなかったと今更ながらに尋ねた。 「ん? 地球時間で5月28日じゃよ」 「ああああぁっ!?」 それを聞いたディランは声を上げた。