「千景くん?」
お風呂からあがって、リビングへ行ってみるとテーブルにうつ伏せてる千景くんの姿があった。
…寝てる?
起こさない方がいっか。
テレビを消して、テーブルの上にあるコップやお箸など静かに片づける。
宿題をね、リビングでやろうと思いまして。
今日はソファで寝ようかなぁなんて考えてる私。
まだ、ひとりにはなりたくない……かも。
「……愛生?」
「うん? お風呂行って来れば~」
「おー」
眠たそうな口調で力のない返答。
そんな千景くんがリビングから出てくるのを見てから私も自分の部屋へと宿題を取りに行った。



