た、たしかにすぐに通報するっていう考えは気が動転してて思いつかなかったけど。
でも……
お母さんたちを不安にさせるようなことは言わないでほしいんだけど!
「元はといえば千景くんが! あっ、そうだあれ、門限過ぎて帰ってきたこと、お母さんたちに言っちゃうよ?」
「……俺はいいんですー」
「一緒に住んでるんだからルールは守る! 夜に女の子ひとりで買い物行かせたことも報告しようかなぁ~」
「自分のこと、か弱い女の子とか言っちゃうんだ。へー」
「か弱いとは言ってない……!」
そんなやりとりをしていると、あっという間に家に到着。
千景くんにゆっくりとおろしてもらい、靴を脱ぐ。
ちょっと外に出ただけなのにいろいろあって疲れた……。



