やめっ、痛い痛い…っ! もうそんな怒んないで千景くん! 手首を掴んでやめさせるよう訴えれば、ぽつりと小さな声が。 「焦ったー……」 深く息をついて、俯く千景くん。 あ… 今度はそっちが下向いちゃった…。 「わ、私ちゃんとコンビニ行ったよ。ほら、ご飯もプリンも買ったし」 立ち上がらない私に合わせて、ずっとしゃがんでくれてる。 知っている雰囲気。香り。声。 一瞬にして落ち着かせてくれる。