優し……かった、よね?
こんな時間におつかい行ってこいって追い出されちゃったけど。
一応、女子なんだけど私。
あれー…?
優しくないね、千景くん。
優しくしてくれないのは、なんでだ…
モヤモヤしたまま空を見上げてみたら、こんなときでも星空は綺麗。
明日は晴れるかなぁー…
「わっ……!?」
どんっ、という体当たり音と同時に視界が揺らぐ。
角を曲がろうとしたその時、ちょうど人がいて思わず声をあげてしまった。
「あっ、すみません!」
慌てた声で謝ってくるその男の人に私も頭を下げる。
空見てて人にぶつかるなんて、恥ずかしすぎ私!



