「入学してからまだそんななのに遅刻なんて緊張感ねーな」


「遅刻じゃないセーフ! セーーフ!」


「お前のほうが声デカい」


「ハッ……ごめん」




私たちが一緒に住んでることは一応隠しておこって話になって。



誰にも秘密。



だから、もちろん登下校も別々。




聖菜ちゃんにぐらいなら言って大丈夫だと思うけど…千景くんOKしてくれるかな?




もう毎日バタバタで、



高校生って思ってたより忙しくて、慣れない生活に必死に頑張る日々です。