【完】午前0時日付が変わっても




ーー放課後。



「私ちょっと寄っていきたいところあって」



「先輩んとこ?」



「うん。あ、でも遊ぶとかじゃなくて、話がちょっとしたくて!」



「俺も先輩と話したかったから、行く」




話ってなに、そう聞きたかったのにさっさと歩き出しちゃった。



電車に揺られること20分ほど。



先輩の学校は駅から徒歩5分以内というアクセスの良さに感動しながら、校門の前で待機。



やっぱり他校の制服だから目立つのか通り過ぎて行く人みんなの視線を受ける。



主に千景くんが、だけど。



こういうところでもその外見の良さを知らされますね。



「千景と百瀬さん?どした、こんなところで…」