「部屋戻っても寝れなそうだからここでテレビでも見てく」
「じゃあ私も夜ふかし」
「……ご勝手に」
ソファに寝転ぶ千景くんがチャンネルを適当に回す。
私は床に座って、ソファに背を預けながら画面を見つめた。
リビングでこんな夜に2人。
久々だなって思ったら素直に嬉しい。
明日も休みだし、夜ふかししちゃっても問題なしだ。
「千景くん、あの手紙見てどう…思った?」
「可愛いって思った」
っ?
手紙が可愛いってなに…!?
字?内容?
可愛いって…、かわいいって…
単語を頭の中で繰り返していたら照れてしまって、もう千景くんの思うつぼだ。
ほら、後ろで千景くん鼻で笑ってる。



