「……千景くん、うなされてた? なんかぐったりしてる?」 「べつに、なんも」 「眠れてる?」 またその話? 無言で見つめてくるその目にそう言われてるようで。 もう私は何も言えなくなる。 こんな毎日が続いてるわけじゃないよね、千景くん…? 「のど渇いた……下行ってくる」 「あ、私も」 階段の電気をつけて千景くんの顔を見てみると、今の季節そんな暑くないのに汗だくで心配してしまうほどだった。 体調でも悪い?