はにかむ大知先輩の顔をぽかんと見つめてしまった。
そんなふうに笑うんだ、先輩。
それもそうだよね。
だって今日で会うのは2回目だもん。
ていうか、深山さんと知り合いだなんて世間狭すぎない?
「こちらが彼氏?」
「はい! そうです、千景くんです」
大知先輩の視線が私から上に移動する。
この前、私言ったっけ?
もしかして聖菜ちゃんから聞いたのかな。
それとも深山さんから……?
「私の元カレでもあるんだけどねー。まあ、もうすぐやり直せると思うけど私たち」
「はっ!?」
横から入って来た声にめちゃくちゃ素で反応してしまう。
おおっと、声が若干太くなった気がするのは気のせいだからみんなスルーでお願いしますね?
やり直すとか!
そんな予定ないよ!
なに言ってるの、深山さん!



