「私は千景に用があって来たの。ももちゃんはお呼びじゃありません!」
「無理やり連れて行くのはどうかと思います!」
目力がある深山さんに見つめられると視線を逸らしたくなっちゃうけど……怯むな私!
少しでも弱気になれば千景くんを連れて行かれちゃう。
あっ…
もしかして、そのための大知先輩?
女子の力じゃ難しくても男子がいれば、簡単に連れ去ってゆける。
大知先輩、鍛えてそうな感じで体格いいし、力も強そう…。
思わず大知先輩にも緊張した表情を向けると、
「あ、俺は百瀬さんに会いに来た。百瀬さんの学校に行くって話したら渚もついてくって聞かなくて」
「え?」
「連絡先も他の奴らから聞けばいい話だったんだけど……直接会って聞きたいなって」



