【完】午前0時日付が変わっても



「っ……今度はなん…っ、愛生?」


「千景くんはダメ!」




連れてっちゃダメ。



その手から引き離したくて。


なんにも余計なこと考えずに、ぎゅっと思い切り後ろから抱きついた。



千景くんの意識をこちらに向けたその瞬間、さっと前に回る。



彼女だから!私が守るよ!!




「千景くんに何の用ですか……ってあれ!?深山さんと大知先輩?」



「ももちゃん。まだ別れてなかったのね」



「あー……久しぶり。百瀬さん」




なんでこの2人がここに!?



制服が違うということもあり、うちの学校の前にいるとかなり浮いて見える。



千景くんを連れて行こうとしたのはたぶん深山さんかな。



大知先輩はどうしてここにいるんだろう。



深山さんと友達……だったり?