【完】午前0時日付が変わっても



鍵を開けようとしていた千景くんの腕を掴むと、こっちを振り返ってくれて目が合う。




「家の中に入れてもらえなかったら俺は庭で寝ろってこと?」



「……庭…?」




話がわからず、頭の中が疑問符でいっぱいになる。



え? なんで庭で寝るの。


なんの話をしてるの千景くん。




「今日から俺、おまえと一緒に住むんだよ?」


「そんなこと私聞いてない……よ?」




話通じねーな、こいつみたいな目で見てくる。



いやいやいや!


私の方からすれば千景くんの言ってることの方がだいぶ意味不明だからね?



一緒に住むって……、

なんの冗談だ。