あれ、やばい。
私いま何か声に出してたかもしれない。
授業が終わったのをいいことに周り気にせず、完全に自分の世界入ってた…!
「俺、隣のクラスの藤本です。あの、今ちょっと話せる?」
人当たり良さそうな笑顔に少し安心する。
ひとり言つぶやいてるところ見られたかもしれないから、うわぁって露骨に引かれたら傷つきそうじゃない…?
よし、シャキッと!
私も笑顔でいかなきゃだよね!
「百瀬です、よろしくね」
「廊下とかで見かけて、百瀬さんともっと喋ってみたいなって思って」
「あ…ぜひぜひ、話そう〜」
「おっ、じゃあご飯とか食べ行かない?GWで暇な日ある?」
ご飯?
お誘い急にきたな…!
「まだ予定わからなくて……でもたぶん、GWは無理かな…ごめんね!」



