フラワーガーデン

朦朧とする意識の中で、かずにぃの顔がトオル君に変わる。

違う。

かずにぃじゃない。

トオル君……!

トオル君だ。

トオル君を少しでも受け入れようと、顔を背けながらも私はそっと体を開く。

大丈夫。

私……トオル君を愛している……。

このぬくもりは、トオル君なんだ。

だから……。


だけど、彼から熱い愛撫を受けながらも、どんどん体が冷えて、冷たい汗が滲む。

胸の鼓動がドクンドクンと音を立てて、軋み始めた。